未分類

小学校で必修化された「プログラミング」「英語」を徹底リサーチ!オンラインで習うのが当たり前?

コロナ禍以降、オンラインでできる習いごとに注目が集まっています。
自宅でできる習いごとを子供にさせてみたいと考えている方も多いかと思います。

メモ

小学生男児の母である筆者が、習いごとを検討する上で、
「保護者の習いごとへの意識」や「子供がしたい習いごとと将来像との関係」等を調査したアンケートに注目してみました。

保護者がさせたい習いごと オンラインで習わせるなら何か
1位 水泳 英会話などの語学
2位 英会話などの語学 プログラミング
3位 プログラミング 思考力をのばすための学習
4位 思考力をのばすための学習 学校の予習・復習
小学生が今後してみたい習いごと
1位 動画制作
2位 ダンス
3位 プログラミング
4位 サッカー・フットサル

<調査の概要>ベネッセコーポレーション調べ
対象:3歳~12歳の子どもの保護者1,854人(男性:851人 女性:1,003人)
   子どもの学齢 幼児:618人 小学生:1,236人 ※いずれも男女比は5:5
期間:2021年6月11日~13日 方法:インターネットでのアンケート調査

小学生がなりたい職業
1位 YouTuber
2位 漫画家・イラストレーター・アニメーター
3位 芸能人
4位 ゲームクリエーター・プログラマー

「2022年進研ゼミ小学講座」調べ

調査結果から分かること

  • 水泳・英会話等、定番の習いごとに加え「プログラミング」の人気が急上昇中
  • 「プログラミング」は親子ともに人気がある
  • 保護者がオンラインで習わせたいのは、「英語」「プログラミング」「思考力をのばすための学習」
  • 子どもがしてみたい習い事は「なりたい職業」と関連性がある

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化したこともあり、プログラミングに関心を持つ保護者が増えています。
同じく2020年度に必修化された「外国語(英語)教育」も注目され続けています。本記事では、小学2年生の息子をもつ筆者が、今注目すべき「プログラミング学習」「英語学習」について紹介していきます。

この記事はこんな人におすすめ

  • 「英語」「プログラミング」の必修化について知りたい
  • 「英語」「プログラミング」をオンラインで習わせることを検討している
  • 「英語」「プログラミング」をオンラインで学ぶメリット・デメリットについて知りたい

 

プログラミング

小学校でプログラミング教育が必修化されたことで、私たち親が子どもにプログラミングを教える機会も増えてきそうです。
プログラミンという専門用語に馴染みのない方もいるかもしれません。子どもに『プログラミングって何?』と聞かれた時に説明できるようにしておきたいですね。子どもがなりたい職業にもつながる、人気急上昇中の習いごと「プログラミング」に注目してみました。

そもそもプログラミングとは?

一言でいうと

コンピューターに実行してほしい手順「プログラム」を作る作業のこと

現代の生活では身の回りの物の多くに「プログラム」が活用されています。スマホをはじめとする電子機器、家電製品、信号などの交通システム、パソコンのソフトウェアや企業のシステムなど、あげるとキリがない程です。その種類は多岐にわたっており、仕事も幅広い分野に及びます。

プログラミングはなぜ必要なのか?

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化した背景には、第4次産業革命やグローバル化といったことがあります。デジタル社会の現代では、IT技術や化学工業などの技術者の需要が拡大しており、人材不足も問題となっています。

小学校におけるプログラミング教育の目的は、プログラミングのスキルを身につけるだけでなく、「小学校段階における論理的思考力や創造性問題解決能力等の育成」が目的とされています。

目的は?

プログラミングを通して、物事を整理し、論理的に考える力を育むこと

プログラミング教室なら、エジソンアカデミー

プログラミング教育の必修化について

小学校は令和2年(2020年)度、中学校は令和3年(2021年)度から全面スタート。
高等学校は令和4年(2022年)度から学年進行でスタートしています。

新学習指導要領のポイント(情報活用能力の育成・ICT活用)
小・中・高等学校共通のポイント ☛情報活用能力を、言語能力と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付け
☛学校のICT環境整備とICTを活用した学習活動の充実に配慮
小・中・高等学校別のポイント

小学校 ☛文字入力など基本的な操作を習得、新たにプログラミング的思考を育成
中学校 ☛技術・家庭科(技術分野)においてプログラミング、情報セキュリティに関
する内容を充実
高等学校 ☛情報科において共通必履修科目「情報Ⅰ」を新設し、全ての生徒がプログラミングのほか、ネットワーク(情報セキュリティを含む)やデータベースの基礎等について学習

新学習指導要領において、「情報活用能力」を「学習の基盤となる資質・能力」と位置付け、教科横断的に育成する旨を明記するとともに、小・中・高等学校を通じてプログラミング教育を充実することが明記されました。

小学校学習指導要領
学習活動
(各教科等の特質に応じて計画的に行う)
児童がコンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得するための学習活動
児童がプログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動
小学校プログラミング教育のねらい 「プログラミング的思考」を育む
②・プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータをはじめとする情報技術によって支えられていることなどに気付く
・身近な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手に活用してよりよい社会を築いていこうとする態度などを育む
③各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、教科等での学びをより確実なものとする

プログラミングと思考力との関係

保護者がさせたい習いごとの上位に入った思考力をのばす学習。実は思考力をのばす習いごととして、おすすめなのが「プログラミング」です。プログラムが作動しないときの原因究明作業は、「倫理的な思考力」「問題解決能力」が鍛えられる場面。エンジニアやプログラマーにならずとも、プログラミングの概要を知っていることは、子どもの将来にとって必ずプラスになるでしょう。

倫理的思考力とは?

道理や道筋に則って思考を巡らせて結論を導いたり、複雑な事柄を分かりやすく説明したりできる能力

プログラミング的思考とは?

目的を実現するために、順序立てて物事を考え結論を導き出し、それを計画的に実行する力

「プログラミング的思考」とは「論理的に考える力」を意味し、プログラミングは「論理的に考える力」を学ぶ方法の一つといえます。

オンラインでプログラミングを習うメリット

  • 好きな時間にレッスンを受けられる
  • 通信環境があれば、どこにいてもレッスンが受けられる
  • 送迎が不要なため、親が時間を有効活用できる
  • 親が子どもの成長を実感できる
  • コストを安く抑えることができる
  • 自分のペースで学習を進めることができる


 

オンラインでプログラミングを習うデメリット

  • パソコンの前にじっと座っているのが大変な時もある
  • 質問があっても直ぐに回答を得られないことがある
  • お友達や仲間ができにくい
  • 通信環境が安定していないとレッスンに支障がでる



 

英語学習

何年も前から、親がやらせたい習いごとアンケートの上位にランクインし続ける「英語」。
国際化が進む中、英語が話せるようになってほしいと願う親は多いでしょう。筆者もその一人です。
大手英会話スクールはもちろん、個人でやっている英会話教室の他にも、英語で預かる学童や、最近では英語で習うスポーツ等、
英語系の習い事はたくさんあります。習いごとを検討する際に、小学校で学ぶ英語学習の内容も把握しておきたいところです。

外国語学習の必修化について

2011年より小学校5・6年生を対象に外国語(英語)の学習がスタート。
その後、正式に必修化され、2020年の4月より以下の通り実施されています。

対象 内容
小学校3・4年生 外国語活動
小学校5・6年生 外国語(教科)

小学校で習う外国語学習の内容・時間

外国語活動(3・4年生) 外国語(5・6年生)
学習目標 「聞く・話す」を通じて、外国語に慣れ親しむ 日本語と外国語との違いに気付き、知識として定着させる
英語でのコミュニケーションの基礎となるに能力を育成する
授業内容 外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませる
自分の考えや思いを伝えるといった言語活動がメイン
「聞く・話す」に加え「読む・書く」を体系的に学び、中学以降の外国語学習につながる内容
授業時間 週1コマ程度、年間35時間相当 週2コマ程度、年間70時間

小学校での外国語学習のための準備

小学校での外国語の授業に備えて特別な準備が必要というわけではありません。とは言っても、小学生の時期は英語(外国語)の音声をスポンジのように吸収できる黄金期でもあります。お子さまが英語に興味をもち、もっと英語にふれたいという場合には、英語の学習に取り組むと良いでしょう。その時に重要なのは、継続的に学習できる環境を作ることです。

 


 
 

オンラインで英語を習うメリット

  • 通学するスクール・教室に比べて安い料金で利用できる
  • いつでも好きな時にレッスンを受けられる
  • 通信環境があれば、どこにいてもレッスンが受けられる
  • 送迎が不要なため、親が時間を有効活用できる
  • 親が子どもの成長を実感できる
  • 先生を変えることができる
  • オンラインスクールによっては、レッスンをシェアできる
  • 親子で英語学習に取り組める
  • コストを安く抑えること



 

オンラインで英語を習うデメリット

  • パソコンの前にじっと座っているのが大変な時もある
  • お友達や仲間ができにくい
  • 体を動かすような活動はしにくい
  • 予約を取るのを忘れたり、予約したことを忘れてしまうリスクがある
  • ネイティブスピーカーではない先生もいる
  • 通信環境が安定していないとレッスンに支障がでる

 

まとめ

小学校で「プログラミング」「英語」が必修化されたとは聞いていたけれど、学習する内容目的について改めて確認できたのではないかと思います。ITや英語が、生きていく上で欠かせない時代はもうすぐそこまで来ているのかもしれません。
子どもが少しでも興味を持った時に、親の負担をかけずに直ぐに始められるオンライン学習が人気なのも理解できますね。
どんなことにもメリット・デメリットはありますが、「プログラミング」「英語」をオンラインで学習する上でのメリット・デメリットも把握できたのではないでしょうか。子どもの可能性を広げるためにも、「プログラミング」「英語」の学習を家庭でもサポートしていきたいですね。

  • この記事を書いた人

AYA.S

40代共働き主婦。国立小学校に通う9歳男児の母。 大手保険会社のコールセンターで電話応対インストラクターをしながら、様々な副業にチャレンジ中。 主な保有資格:国家資格キャリアコンサルタント、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、日本語教師養成講座420時間修了、自動車整備士2級。 キャリア、資格、教育を中心とした、雑記ブログを書いています。

-未分類